お金にまつわる人生計画

マイホームを即金で購入できる人はあまり居ないのではないでしょうか?

親の援助等が期待できたとしても、たいていの人はマイホームと引き換えに

長期の住宅ローンを組む事になるのではないかと思います。

 

住宅ローンは頭金や購入額、月々の支払額や金利などによって

まちまちだと思いますが、たいてい30年とか35年とかだと思います。

最近は50年ローンという商品も出てきました。

 

35年ローンといったら、とても長いですね。

人生の約半分くらいを占めてしまいます。

 

35年という長い間には色んな行事や出来事があると思います。

もしかしたら病気や事故、今回のような不景気、リストラなど

予期せぬ事態に巻き込まれてしまうかもしれませんね。

 

逆に景気が良くなって収入が増えたり、宝くじに当たったり

株などの投資で大儲けをするかもしれません。

 

他にはある程度予測できるイベントもありますね。

 

例えばお子さんが2人いて、3歳と1歳とします。

このお子さん達はやがて小学生になり、中学生になり、高校生、

そして大学まで進学するかもしれません。

大学卒業後、就職して社会人になり、適齢期あたりから結婚を考えますよね。

 

あなたはどうでしょう?

今、おいくつでしょうか?

仮にあなたは28歳、配偶者も同じ年齢とします。

 

あなたが男性でサラリーマンならそろそろ社内で

中堅の部類に入るかもしれませんね。

今後、年収も少しずつかもしれませんが上がっていくでしょう。

 

 

5年後、10年後あなたはどうなっているでしょうか?

管理職になっているかもしれませんし、

独立して社長さんになっているかもしれませんね。

 

いつまで働きますか?

サラリーマンならたいてい60歳が定年ですね。

起業していたらまだまだ現役ではないでしょうか?

 

奥さまは専業主婦としましょう。

 

現在の年金制度では65歳にならないと満額もらえそうにありませんね。

厚生年金と国民年金とでも貰える金額は違うはずですし、

かけた年数でも変わりますね。

  

80歳まで生きるとして老後の資金も必要です。

 

 

こういう風に家族構成と年齢を書き出して、

今後の家族全員を含めた計画年表を作ります。

 

そして予想される収入と必要となってくるであろう支出を

現在の相場でいいので、だいたい落とし込んでいきます。

 

収入の部には、年収その他見込まれる収入を1年毎に入れていきます。

支出の部には、子どもの学費や住宅ローン、車の買い替え資金、

現在払っているローン、生活費、住宅のメンテナンス費用、

家族旅行などの家族行事に必要な費用、

その他まとまったお金が出て行くであろう費用を1年ごとに

予測して落とし込んでいきます。

 

車の買い替え費用は、いくらくらいの車を何年くらいで買い換えるのか?

250万円くらいの乗用車を5年周期で買い換えるとすれば

今から何年後にその資金が必要なのか年表に落とし込んでいきます。

ローンで購入するなら月々いくら払っていくのか。

 

生活費は現在が住居費(家賃)を別に考えて毎月いくらかかっているのか、

光熱費や食費、衣服費、交際費等を含めた生活費をざっくり落とし込みます。

将来的にお子さんの成長に伴っていくらか増えるかもしれませんが

大きくは変わらないと思いますので今より1割くらい多めの金額にします。

 

家族行事の費用は、例えば2年に一度くらい30万円程度の費用をかけて

海外旅行に行くとか、他にもその家族によって何にお金がかかるかは違うと思いますが

まとまったお金が必要だと思うタイミングと金額を落とし込みます。

 

だいたいの収入と支出が計算できたら 

1年ごとに収入から支出を引いていきます。

 

まだお子さんが小さいうちは普通の生活

(どこで普通という線を引くかで違ってくるので難しいところではありますが)

をしている場合、支出より収入のほうが上回っていると思います。

 

お子さんが成長して高校卒業後の進路を考えるとき  

就職するのか大学に行くか専門学校等に行くのかによっても違います。

 

例えば大学に進学するとしても私立に入学するか公立に入学するかでも

学費としての出費は大きく違ってくると思います。

また家から通うのか、家から通えないところに行くのかによっても

必要な費用は違ってきますよね。

 

そこはあくまでも計画と希望ですから、自分のお子さんの進学について

ある程度程度決めておきます。

 

社会人になって適齢期が来ると、結婚を考えるようになるでしょう。

男性か女性かによっても結婚の年齢は違うと思いますし、

実際には『縁』や結婚観などによっても違ってくると思いますが、

親としての希望てきな計画で、何歳くらいまでに結婚してほしいかなという事を

考えて、彼ら(彼女ら)が結婚するときに親としていくらか援助するつもりがあるか、

あるならそれはいくらくらいかという事を考えておきます。

 

例えばお子さんが27歳で結婚するとして、そのときに300万円くらいの援助を

親としてしてあげたいと思えば、そのときまでに300万円が用意出来ていないと

援助してあげたくても援助できませんよね。

 

もう一人お子さんがいるとすればそのお子さんにも

同じように援助するようになるのではないでしょうか?

 

こういう風に計画してみるとだいたいの家庭では

お子さんが大学に入学する頃から結婚する頃にかけて

一番お金が必要になってくるのではないかと思います。

  

その頃あなたの年齢はいくつでしょうか?

先ほどの例で言うと、現在28歳で上のお子さんが3歳なので

大学入学のときの年齢を18歳とするならば15年後となりますね。

あなたは43歳になっていますね。

43歳頃はバリバリで収入も安定している頃でしょうか。

 

収入が安定していればあまり心配は無いかもしれませんが、

勤め先の業績があまり良くなく、予定より年収が下がった場合や

お子さんが大学在学中にあたる頃やお子さんの結婚のタイミングが

あなたの定年と重なっていたとしたらどうでしょう?

 

定年している場合は、退職金がいくらくらい見込めるかにもよりますが、

定年後は65歳まで退職金以外の収入はありませんから

収入は0で、月々の生活費にくわえて学費や援助金が支出になります。

 

そうなるとその月の収支はマイナスになってしまいますね。

マイナスにならないまでも老後の資金が

どの程度残るかも考えておかなくてはなりませんよね。

  

このときのマイナスをどこかで補填してやらなければなりませんから

余剰分があるうちに補填用の蓄えをしておく必要があります。

 

 

こういう流れの中で月々の住宅ローンを焦げ付かせる事なく

払っていかなくてはなりませんから

ある程度の一生のお金の出入を計算して、貯めることができるときに

貯めておいて、補填が必要なときにうめていけるように計画しておくことが必要です。

 

あくまでも希望と予定ですから計画通りに行くとは限りませんが 、

大事なことは、これからの人生の中でいつのタイミングで

どれだけのまとまったお金が必要かを予測しておく事です。

 

またそのお金を使っても生活に支障がない程度に

資金に余裕があるかどうか、余裕がなさそうであれば足りない分を

どこで補うかということを考えておくということです。

 

予測しておく事で、必要なときまでに必要な額のお金が準備できて、

そのお金を準備するために毎月いくら貯蓄をしないといけないかがわかります。

 

そもそも最初から無謀な計画だったということであれば、

計画そのものを見直すことも必要だと思います。

 

たいていの人は入ってくるお金のペースや量はある程度決まっていますから

予測に無い事態が起きて大きな額のお金が必要になったとき

慌てる事になりかねません。

 

あらかじめ上お金のながれを考えておくだけでも

計画が変更になったときでもある程度修正するだけで

いざという時も慌てる事が少なくなるのではないでしょうか?

 

考えたくありませんが、不慮の出来事であなたか奥様が亡くなったとしましょう。

そんな時でも生活できるようにするにはどのような補償が必要でしょうか?

具体的には、入ってくるはずの収入に見合った補償のある生命保険に入るなどの

手をうっておく必要がありますよね。

 

このような事を総合的に、かつ専門に診断してくれて適切なアドバイスをしてくれるのが

ファイナンシャルプランナー(FP)という資格を持った人です。

 

FPに相談すればこういったことについてアドバイスがもらえます。

上手なお金の使い方(生命保険の選択や繰上げ返済のタイミング、

貯蓄をする時期等)についてのアドバイスはFPに相談しないと

個人のレベルで有利な情報を集めて判断するのは難しいと思います。

 

当社でもFPを紹介できますので、必要な方はお問い合わせください。

 

特にマイホームを取得しようと考えている方は早めに相談しておくほうが

準備が速く出来るので有利だと思いますし、

今後のお金にまつわる人生計画を考える上で大変参考になると思います。