広いと片付かない?

リフォームの相談を受けていろいろなお客さんのお宅へ伺います。

僕の今までの経験から、大きくざっくりと

『比較的広いお宅』『比較的狭いお宅』に分けたとすると

比較的狭いお宅より比較的広いお宅の方が片付いている気がします。

 

『広い』か『狭い』かの線引きはいろいろありますが、

単純に敷地や建物『大きい』とか『小さい』とか言う場合もありますが、

住んでいる人数に対して広いとか狭いというのも当てはまるような気がします。

 

もちろん『片付いている』という定義は

『物が使いやすいように適切な量で使う場所へ納まっている』ことですが

多少散らかっていても、物が不必要に無いような気がします。

 

広いお宅の場合は、

『とりあえず置いておこう』とか『もったいないから置いておこう』

余分な物を置いておく場所があるだけにどんどん物が増えていく感じだと思います。

 

逆に広くないお宅は、余分な物を置く場所が確保できないために

『必要でないものは買わない』『処分する』

というより狭いので『整理せざるをえない』からでしょう。

 

広いのが良いのか悪いのか?

広くても狭くても片付けが出来る人は出来ますが、

その逆もまたありますね。

 

物で溢れた生活は一見、豊かな気がしますが

本当は心が満たされていないのかもしれません。

 

あなたはどっち?

今日はここまで。

下着やパジャマはどこにしまうの?

変な意味ではなくて、下着やパジャマ類はどこにおいていますか?

我が家は...。

  

人にもよりますが、下着やパジャマを脱いだり着たりする場所のひとつに

洗面脱衣室があると思います。

 

我が家は特別に広い訳ではないのですが、洗面脱衣室を計画するとき

あえて通常より広めに計画しました。

 

我が家の洗面脱衣室は約畳3枚分の1.5坪サイズ。

通常、新築時に計画する場合には広くて約畳2帖分の一坪サイズ。

 

1坪サイズだと75p幅の洗面化粧台とドラム式くらいの

全自動洗濯機が約1畳分を占領します。

これは洗面脱衣室の1/2の広さに相当。

 

そしてもう半分の1/2の広さである1畳が、

『洗面脱室への出入と浴室への出入りの動線上必要なスペース』と

『服を脱いだり着たりするスペース』を兼ねます。

 

残りの部分にバスタオルや洗剤などを置く3〜6段ボックスなどの

収納スペースがあるのが一般的ではないでしょうか?

 

この広さでは下着やパジャマを置くスペースがなかなか確保できないので

お風呂に入るときに自分の部屋にあるタンスなどから

下着とパジャマをもって洗面脱衣室に行く必要があります。

 

リフォームなどで浴室や洗面脱衣室の改修をするとき

全自動洗濯機と60p幅の洗面化粧台を設置すると

タオルですら確保する場所がないときがあります。

 

『お風呂に入るとき、タオルや下着類はどうするのですか?』と

お客さんに尋ねると、その都度部屋からもって来るとのこと。

 

僕は『なんて面倒くさいのだろう』と考えてしまいます。 

だから狭い時でも出来る限り収納スペースをつくる工夫をします。

  

我が家では下着と靴下、パジャマ類を洗面脱衣室に置くスペースを確保したので

引き出しがひとりひとつずつ割り当てられています。

 

IMGP3935.jpg 

写真で上の段の左から

ハンドタオル、タオル、僕の下着と靴下、

中段左から、長女、次女。

下段左から 長男、嫁さん。

 

右の大きいの部分は2段分で開きの収納になっていて

ストックのシャンプーやリンス、ボディーソープなどが入っています。

 

手前の手洗い部分の下には掃除道具を入れたバケツと体重計、

足拭きマットの予備を入れるカゴを置き、壁面を利用して

ドライヤーと雑巾を掛けています。

 

ちなみに浴室用いすは、背の届かない長男のための踏み台としておいてます。

 

IMGP3936.jpg

 

パジャマとバスタオルなどは、この収納の向かいに

5段の整理ダンスを置いてそこに入れています。

 

IMGP3937.jpg

 

下着類は他の衣類に比べてあまりかさ張ることがないので

一まとめにすることが、各自の部屋の収納を他に回せます。

 

使う場所に収納を確保することで動線も短くて済みます。

ちなみに大工さんの手作りの洗面化粧台です。

 

今日はここまで。

 

 

押入れあれこれ

押入れの一例を紹介しましょう。

IMGP3906.jpg

3帖ほどの畳コーナーに設けられた収納です。

上部が吊押入れで、下部をミニ床の間のした例です。

IMGP3907.jpg 

押入れの扉の下端の高さは床から45p。

押入れの奥行きは90p。

 

床の間にするには、奥行きが深すぎるので

壁のクロスと同じクロスを貼った建具を

奥行きの半分の位置でこしらえて、

浅めの床の間風にしてあります。

IMGP3908.jpg 

奥は収納になっていて、季節に応じて替える花器を収めています。

使う場所の近くで収納することで、出し入れのわずらわしさをなくしています。

 

天井裏収納

時々、本当にごく稀ですが天井裏に収納庫がある家にあたります。

折りたたみの梯子が組み込まれていて、

あまり使い勝手が良いとは思いません。

 

最近はロフトに取って代わったり、もっと使いやすい場所に収納場所を

確保することが多いので、天井裏収納は計画すらしないかも。

 

これから夏に向かって気温が上がり、

それに伴って屋根裏の温度もぐんぐん上がります。

断熱材が充填されていてもやはり夏の天井裏はかなり暑くなります。

 

そんな天井裏に収納するものは、気温の上昇を考慮した物を

収めないと大切な物を駄目にしてしまう事があります。

 

例えば、漆塗りのお碗やお雛様などのお人形は

高温にさらされるとお碗や人形の顔にひび割れが入ってしまうことがあります。

 

冷暗所に保管した方が良い物は天井裏収納には適しません。

保管方法に気を付けましょう。

 

今日はここまで。

お宝発見!

今工事しているお宅での話しの続き。

 

ここのところ奥さんが2階の押入れやら収納やらのものを

ひとつひとつ引っ張り出しては、自分なりに要るものと

要らないものに仕分けしている。

 

捨てるもの、取っておくもの、

自分では要らないけどまだ使えそうなもの

値打ちがありそうなものに分けている。

 

使えそうなものは、もらってくれそうな人に声をかけて

新たな持ち主を見つけてもらっている。

 

値打ちがありそうなもの(あくまでも素人目線だが)は

近くの骨董屋さんに持ち込んでいるらしい。

 

古いギターやマンドリン、2眼レフカメラや古そうな陶器のお碗が

次から次へと出てくる。

 

価値がわからないので捨てようかと思っていたものに

そこそこの値が付いているので驚いているとか。

 

なんでも聞くところによると、先代は何人もの若い画家や書家を

一人前になるまで面倒を見ていたとか。

 

その画家や書家の中には後に有名になった人が何人かいて、

面倒を見てもらったお礼としてその先代のためだけに書いたものが

何点もあるらしい。

 

そんな絵画や書が出てきたみたい。

今まで家のどこかにあることはわかっていたみたいだが

わざわざ探すのも面倒だし、大変な作業になるので

なかなか思い切れなかったらしい。

 

毎日、そのお宅へ行く度に何か出てくるので

出てくるものに用のない僕も、今度は何が出てくるのだろうと楽しみだ。

 

古いお宅などでは、お宝が出てくるかもしれませんよ。

あなたのお家の押入れの奥にはお宝が眠っているかも??

収納と防災

ときどき岡山市からの依頼を受けて木造住宅の耐震診断に行く。

 
耐震診断に関心を持つお客さんのお宅に伺うと

タンスなどの家具を壁や柱に固定されている方が多い。

 

でも失礼な言い方かもしれないが、タンスなどの家具を固定してあっても

すっきりと片付いている家は割と少ない

 

もう10年以上前になるなるが、

兵庫県の淡路島にある北淡震災記念公園を訪ねた。

 

そこは1995年に発生した阪神淡路大震災で出来た

活断層がそのまま保存してある。

 

その活断層のすぐ脇に建っていた住宅もメモリアルハウスとして、

地震が発生した時の被災のままを残してあった。

 

台所では水屋が倒れ、中の食器類が飛び出して散乱していた。

リビングも他の部屋も飛散した物が散乱して床一面が覆われていた

 

その当時の話をテレビかラジオで聞いたことがあるが

家の中にある、あらゆる物が自分めがけて飛んでくるらしい。

地震が起きたときの家具などは、もう物ではなく凶器だ。

 

大袈裟ではなく、テレビも冷蔵庫もタンスも、ズレるとか移動するとかではなくて

まさにになって飛んでくるという表現が最も適しているらしい。

 

そういう意味では、家具を造り付けにすれば

家が倒壊しない限りは、倒れてくることもない。

 

中身は飛び出してくるので、耐震ラッチとか

耐震マットを取り付けて、開き戸ではなく引き違い戸を採用すれば

扉が中のものをガードしてくれるので耐震上は有利になる。

 

家の中に不要なものが溢れていると

地震のときには、凶器になったり避難経路を塞ぐことにもなる。

特に階段の半分が物置状態になっている家を時々見かける。

 

いざという時、自分で自分の命を危険にさらしているといえる。

完全には片付けられないかもしれないが、

防災という観点でも片付け・整理を心掛けよう

 

今日はこれでおしまい。

得する?収納

たまには建築士らしい話をしてみようとおもいます。

『得する収納』とはどういうことかと思われるでしょう。

 

今回はリフォームではあまりメリットがないのですが

新築のときにはメリットがある話です。

 

何にメリットがあるかというと

固定資産税を払わなくてよい収納を作ることができるのです。

 

固定資産税を払わなくて良いとかいけないとか言われても

ピンとこないかもしれませんね。

 

乱暴に言うと、建物の固定資産税は建物の評価額に

建築基準法で言うところの延べ床面積を掛けて決定されます。

 

評価額については、お住まいの市町村の税務課などで問い合わせてください。

僕が伝えたいのは、評価額が云々ということではなく、

延べ床面積に参入しなくても良い収納を造ると

固定資産税の対象にならないので得をするということです。

 

簡単に言うと延べ床面積というのは、2階建ての住宅を想定するとすれば 

1階と2階の床面積の合計で、その床面積に参入されないためには、

その部屋の天井高(床仕上げ面から天井仕上げ面までの高さ)が

1.4m以下であれば良いのです。(建築基準法)

 

我が家にはそんな収納スペースが10uもあります。

天井高が1.4mとやや低いので、背の高いタンスなどは

置けませんが、天井にハンガーパイプを取り付ければ

長丈のコートは無理ですが、スーツや上着などの洋服掛けには

なにも問題なく、洋服ダンスも不要なくらいになります

 

大容量で結構重宝していますよ。 

低めの整理ダンスならちょうど良いくらい。

 

ハウスメーカーの『ミ○ワホーム』の『中○蔵』などは

建築基準法を逆手に取って考えられた収納スペースです。

もちろん法規違反にはなりません

良く考えられていると思います。

 

もし新築の計画がある方の参考になれば。

 

今日はここまで。

迷子の上着たち

我が家でのはなし。

 

寒い冬、着達磨になって(僕だけ?)外から帰って来て玄関で靴を脱ぎ、

マフラーや手袋、ダウンジャケットを脱ぐ。

ここまでは多分みんな同じ。

 

我が家を新築するまでは、脱いだダウンジャケットを

居間か和室の隅っこ、そこでなければソファの背もたれ部分に置いていました。

 

ハンガーに掛けないので団子状になったり子ども達に踏まれたり...。

僕はあまり几帳面じゃないので部屋にある洋服ダンス

毎回しまいこむなんて面倒くさいことはしません。

怒られそうですが、僕の家族もそんな事はしません。

ましてや我が家の子ども達はそんなことをする訳もありません。

 

良くない状況だとはわかっていたのですが、なんせ面倒くさい

それなら部屋の壁にフックでも取り付ければ良いようなもんだけどそれもなんか嫌なんです。

服を床に脱ぎっぱなしにするよりはよっぽど良いのに...。

 

たまにカーテンレールにハンガーを掛けているお家を見ますが、窓を服で塞ぐのは...。

最近はサッシも高さが高くなったし、背も届かないので余計に嫌で。

 

そこで家を新築したとき玄関収納を計画して、

外から帰ったときに上着を掛けておけるスペースを確保しました。

 

だから現在の我が家では玄関収納の一角にハンガーパイプを取り付け

外から帰って上着を脱いだらそのハンガーへ掛けることにしています。

 

帽子やマフラー、手袋もその上着の下にカゴを置き、

その中に置くことにしています。

 

子ども達はなかなか出来なかったのですが

『佐藤さんちの掟』のひとつにして、外から帰ったらハンガーに掛けるようにしました。

そうすることで行き場所の無かった上着類が彷徨うことがなくなりました。

 

我が家ではシーズン中に良く着る上着は、洋服ダンスではなく

年中玄関収納の中に吊るされています。

クリーニングから帰って来ても上着はそこにあります。

 

お洒落で上着をたくさん持っていて着回す人には

洋服ダンスの方が良いかもしれませんね。

 

でも仕事に行ったり学校に行ったりするときに着る上着は

だいたい決まっているのではないでしょうか?

 

上着やマフラー、手袋は出掛けるときに身に着けて、外から帰ってきたら脱ぎます。

だから玄関に近い場所に収納場所があるほうが便利だと思います。

 

物が出しっぱなしにならないためには使う場所にしまうことが基本です。 

それから収納のルールを決めて家族で守る...です。 

それが片付いた部屋を維持するコツのようです。

 

今日はここまで。

床下収納庫は無実だ!

僕が今までキッチンのリフォームをしたお宅には、9割がた床下収納庫がありました。

 

経験的に、築25年くらいのお家の台所にはたいてい床下収納庫がありますね。

床下収納庫には何が入っているのでしょうか?と収納庫のフタをあけてみると、

ビンに入った自家製の梅干や梅酒などが入っていることが多いですね。

 

キッチンをリフォームするときの窓口はほとんど奥さん。

若いうちはあまり気にならなかったのだけど、歳を重ねていくうちに

しゃがんで更に低い場所へ手を伸ばし、梅干などの重いビン

出し入れするのは思いのほか困難な動作になってきたとか。

 

若い頃にはスリムだった体型もお腹がつかえたり(ウン、ウン、わかります...。)、

腕の筋力が衰えたり膝が痛くなってくると、だんだん出し入れが至難の業というより

苦痛になってくるので、ついついしまったまんまになって、終いには『開かずのフタ』に。

 

そんな理由で、ここ数年は開けていないとか、何も入れないでいるおうちがほとんど。

少しでも収納を増やそうと考えられた床下収納庫が、いつの間にか悪者になっている...。

 

でも床下収納庫の役割は他にもあって、床下点検口も兼用してあるのです。

だから僕は家の点検に行って床下の点検をするときは

床下収納庫の有無を聞き、あればそこから床下を覗きます。

 

家のメンテナンスや点検のためには必要な物なので

床下収納庫を邪険にしないであげて欲しい。

 

それに床下は温度も安定していて、一年中温度が一定なので、

食品などを収納するのには適した場所なのだけど...。

  

結局、使い難いと収納としては適さないということの証明ですよね。 

いかに使いやすい収納を計画することが大切かということです。

 

ということで今日はここまで。

押入れの寸法

今工事しているお客さん宅でのこと。

 

築40年を過ぎたお宅の耐震補強工事をかねて、

ふた間ある和室をひとつは洋間に模様替え

もうひとつは押入れを使いやすく造り直すことになった。

 

それぞれ同じ側に押入れがあり、壁続きの2部屋分の押入れの内壁を

一旦取り払い構造用合板で補強して、新しく押入れクローゼットに。 

 

古いタンスを処分し、出来る限り物を減らす方針

押入れやクローゼットの中に入れるものをお客さんに決めてもらい、

それにあわせて使いやすい押入れやクローゼットを計画した。

 

押入れの中身の管理は基本的に60代後半にさしかかった奥さん。

身長は150p前後なので通常の押入れの中段の奥行きや高さでは

奥の方や枕棚(まくらだな)まで手が届かないから辛いとか。

 

そう言えば、うちの嫁さんも僕よりちょっと低くて腕力が無いから

お布団をしまうときには呼ばれるなあ。

 

  ここで枕棚について一口メモ。

  枕棚とは押入れ内部の上にある奥行きが30p程の棚のこと。

  まさに枕を置くための棚だったことから名付けられたとか。

  

また、現在の中段の高さが背の低い奥さんにとっては

やや高めなのでお布団をしまうときに腕の力だけで

胸の高さくらいまで挙げなくてはならないので凄く負担になるみたい。

 

そこで、お布団が楽に出し入れが出来るような

普通の奥行きだが普通より10p程低い中段の押入れと

普通の中段の高さだが、奥行きが55pしかない中段の押入れを造ることに。 

 

でも実は『そんなに浅い中段で本当に良いの?』

と思いながら奥さんの話を聞いていた。

 

ちなみに通常の押入れの中段の高さ・奥行きとも80p程度。

奥行きが浅いとお布団が三つ折で収納できないのでこのサイズが普通。

 

55pの奥行きの中段には、

『既製品の着物専用のタンスを置きたい』と奥さん。

 

着物専用のタンスは奥行きが45p位なので、

なるほど55pの奥行きでも充分なわけだ。

中段の下には大きさが同じ収納ケースを並べて置くことになった。

 

奥行きが55pしかない中段の押入れは、押し入れの中に身体を

ぐっと入れ込むことが出来るので、背の高くない奥さんでも

奥まで手が届き、枕棚のものを楽に出し入れができるというわけ。

 

クローゼットの方は洋服ダンスに眠っていたもう着ない服を処分することにしてもらい

厳選された洋服だけをハンガーパイプで吊れるように計画した。

ハンガーパイプの補強もかねて低めの枕棚を造って小物が置けるスペースに。

 

押入れの寸法は昔から決まっているので、使う人が合わせていたが、

これからは視点を変えて使う人や収納するものに合わせて造るのも有りだと思う。

 

タンス置き場に成り果てていた半間の床の間も飾り棚を造り

モダンなプチ床の間?に生まれ変わる予定。

『季節に合った軸でも掛けたいわ』と奥さんも今から楽しそうだ

 

ちなみに、この部屋は奥さんの寝室なので、今までは夜寝ている間

地震が発生したらタンスに押しつぶされる危険性があった。

 

でもこれからは造り付け収納なのでタンスに押しつぶされる心配も減る。

上手な収納は耐震対策的にもとても効果があるといえる

 

今日はここまで。

吊戸棚撲滅作戦

僕がキッチンリフォームの提案をするときは

流し台の上部にある『吊戸棚を無くしましょう!』といいます。

 

個人的な悩みひがみ?かもしれませんが、

僕は平均男性身長よりやや低めの162pなので

高いところの物を取ろうとすると

必ずといっていいくらい踏み台脚立が必要です。

 

高い場所にある物を取り出すために、わざわざ踏み台を用意して、

取り出したらまたその踏み台を元あった場所に戻すという動作を

余分にしなければならない事が悔しくて...。

  

ではいっそのこと『高い場所の収納を無くしてしまえ!』とばかりに

『吊戸棚撲滅作戦』を密かに任務遂行しているのです。

 

最近の若い女性は背の高い方が多くなってきましたが

まだまだ僕くらいか僕より背の低い女性もいらっしゃいますよね。

 

それに頭の上に吊戸棚があると圧迫感もあるし対面キッチンの場合は、

せっかくの一体感が仕切られてしまうような気がして残念な気持ちになります。

 

しかもリビングの明かりが吊戸棚によって遮られてしまうので、

キッチンが暗くなってしまいがちです。

 

若いうちは気にならないかもしれませんが、

歳を重ねると踏み台や脚立の上に上る行為は

転倒などの事故の危険が伴います。

 

吊戸棚にまで、ものを詰め込むような生活はやめて

本当に必要で品質の良いもの(一点ものなど)を使いましょう。

 

それを大切に長く使う生活のほうが、住空間にも心にも

余裕がうまれて生活にゆとりができると思いませんか?

 

今日はここまで。

 

 

 

 

 

それはいつ使いますか?

今回は、ものの使用頻度別の収納やグルーピングについて考えます。

 

身の回りには携帯電話や財布などのように毎日使うものから

お雛様やクリスマスツリーなどのように年に1回使うか使わないかというものまであり、

ものによって使用頻度が違いますね。

 

よく使うものはすぐ取り出せてしまえる場所に

たまにしか使わないものはそこまで取り出しやすい場所でなくても良いですよね。

 

食器などで考えると

毎日使うお茶碗やお碗、コップ、箸などはすぐ取り出せて

洗ったら楽にしまえる場所がいいですよね。

高さで言うと腰から肩くらいまでの高さになります。

 

逆にたこ焼きのプレートや土鍋、ホットプレートなどときどき使う重いものは

腰から下くらいの低い場所が安全です。

たまにしか使わなくて軽い物は高い場所でも良いでしょう。

 

特に、将来使うかもしれないととりあえず取って置くものには

処分期限を決めて箱に入れラベルを貼っておきましょう。

 

ものの賞味期限を決めることで、無駄に収納したまま忘れることも無く

不要なものを処分することで収納スペースも確保できます。

 

例えば今日から1年使用しなければもうそれから先も使うことは無いので

1年後の2013年5月25日と書いて貼っておき、この日を過ぎたら処分しましょう。

 

 

次にグルーピングについて考えます。

グルーピングとは、使用目的や使用頻度にあわせて

一まとめにすることをいいます。

 

例えば手紙を書くとします。

手紙を書くために何が必要か考えてみると

まずは便箋やハガキ、封筒、切手、ボールペンや万年筆、

メガネ(老眼鏡など)、文例集や辞書などもあったほうが良いかも知れませんね。

 

これらを1つの箱に入れておいて、『手紙セット』としておくと

手紙を書くときはこの箱を1つ用意すればよいので

切手や封筒などを探す手間が省けますよね。

 

他には冠婚葬祭セット、特にお葬式などは予期せず急な場合が多いので、

数珠、香典セット、黒いネクタイ、黒い靴下、白いワイシャツなどを

一まとめにしておけば、いざという時慌てて数珠が無とか

香典入れはどこにあったっけかななんてことがなくなります。

 

グルーピングをすることで、探す時間が省け

準備し忘れなども無くなって効率よく動作ができるようになります。

 

試してみてください。

今日はここまで。

それはどこで使いますか?

今回は物の場所について考えます。

物の定位置を決めようというはなしです。

 

リビングの一角などに爪切りやボールペン、家の鍵や判子など

いろいろな物が入った『何でもボックス』みたいな箱はありませんか? 

どちらかというと行き場所が無く常にあちらこちらに移動している物がありませんか?

 

宅配便などの受け取りに必要な判子は、リビングではなく玄関にあるほうが便利ですよね。

ボールペンや家の鍵や自動車のキーなども玄関に置いておくと良いと思います。 

このように使う場所、または使う場所の近くにしまうようにしましょう。

 

片付かない原因のひとつとして、使う場所と収納する場所が遠いとき

『またすぐ使うからちょっと置いておこう』といってそのまま出しっぱなしに

なってしまうことが挙げられます。

これは根本的に収納する場所が違います

 

また使う近くであっても、しまうのに手間がかかるとか

取り出しにくいなどの理由で、また後からしまおうと言いながらそのままになってしまう。

これは収納の方法が違います

 

他には収納場所そのものが決まっていない

 

使う場所で取り出しやすくしまいやすい場所に収納場所を決めてやることで

ものを探す時間や取り出したり仕舞ったりする時間の無駄が省け

ものが散らからなくて済むようになります。

 

収納する場所を決めたら、その場所にラベリングをして

この場所にはこれを置くというようにシールなどで

ものの定位置を示してやります

そうすることで誰でもが取り出した場所に仕舞うことが出来る様になります。

 

今日はここまで。

 

 

 

 

 

自分の適正量を知りましょう。

今回は、自分にとっての適正量・必要量について考えます。

 

例えば、トイレットペーパーで考えてみましょう。

あなたの家でトイレットペーパーが1本使い切るのに何日かかるか知っていますか?

 

例えば4人家族で1本使い切るのに1週間かかるとすると

1ヶ月では何本使うでしょう?

 

1ヶ月を30日として計算すると

30日÷7日/本=4.2857....  約4.3本 ということになります。

 

ということは1ヶ月で5ロールあれば足りるということですよね。

2週間に1度買い物に行くとすれば半月で2.5ロールで済みます。

 

でも階段下収納などに1セット12ロール入りの

トイレットペーパーが2つあったりしませんか?

 

何か月分を確保しているのか計算してみると 

12ロール×2セット÷5ロール/月=4.8か月分となります。 

しかも使い切らないうちに安かったからといってまた1セット買い足すと...。

 

こんな風にしていろいろな物がどんどん増えていきます。

そうなるとストックのための収納が必要になります。

そして収納が足りなくなる。

 

1ヶ月に5ロールしか使わないのがわかっていて

5か月分のトイレットペーパーが必要でしょうか?

 

無くなってからでは遅いので不安というなら残りが2ロールくらいになったら

そこで初めてもう1セット買い足すくらいでも遅くないのではないでしょうか?

  

身の回りの消耗品や食品などのストックの適正量を知ることで

必要以上の買い足しをしなくて済むので、

ストックを収納するスペースも不要になります。

 

必要以上あるストックが無いか再確認してみてくださいね。

 

今日はここまで。

本当にそれは必要ですか?

前回、部屋にあるものを全部引っ張り出してみてください

お願いしましたね。

そしてそれを3つのグループに分けてくださいとお願いしました。

 

  @必要なもの

  Aいま必要でないが捨てるかどうか迷うもの

  B必要ないもの

に分類できましたね。

 

Bは、もうあなたにとっては必要の無いものということですよね。

もしかしたら、あることすら忘れていたものもありませんか? 

忘れているということは、必要なときにまた新たに買い足すことになります。

 

1年以上使う予定の無い物は、たいてい収納の奥の奥にしまってあったりして

必要なときにすぐ取り出せなかったり、どこにあるのか探さなければならなくなり

結局、すぐ間に合わないので買わざるをえないということになります。 

どうせ買うのなら、必要なときに新しいものを買ったほうが良いですよね。

 

捨てるタイミングを失っていた人は、いまがチャンスです!
今日です!いまですよ!

また後で捨てよう。なんて考えてたら、

とりあえずしまっておこうということになって、そのまま忘れるんですから...。

だから今です!

 

Aのなかにあるもったいないとかまだ使えると思うときは、誰かに使ってもらうことを考えたり

誰か必要な人に買ってもらうというのはどうでしょう?

少しは気が楽になりませんか?

 

もしかしたら使うかもしれないと思うものは、もし1年以内に使わなかったら処分すると

自分で期限を付けて、期限が過ぎたものはBのグループに入るわけですから

思い切って処分しましょう。

 

写真や思い出の品物なども捨てにくいものではないでしょうか?

写真は、例えば箱を1つ用意して、この箱に入りきらないものは処分する

そのためには厳選しなくてはなりませんが...。

 

子どもさんの絵などや置物等は、どうしても処分できないもの以外は

写真に撮って、その写真を残して置くようにすれば、かなりのスペースが

出来ると思います。

 

また、僕には若い頃からずっと貯めた?専門書がたくさんありました。

専門書は一般の書籍と比べると高価ですから、余計に捨てられませんでした。

 

専門書といっても、今の仕事には直接関係無い

ゼネコン時代に参考にした本もかなりありました。

 

冷静に考えてみれば専門書などは技術書ですから

技術日々進歩しているわけで、3年も5年も経った情報は

いまやもう古いわけです。

 

あたらしい技術について書かれた本は書店や

インターネットで最新の情報を手に入れることが出来るから

とっておく必要はないのに。

 

なぜ捨てられないのでしょうか?

買うときに高かったということもありますが、昔ゼネコンに在籍していたことに対する

なにか心にある誇り?もしかしたらかもしれませんね。

 

自分が頑張ってきたんだというみたいな...。

それを捨てるということは、頑張ってきた自分を否定するような気がします。

 

結局は過去の自分に決別出来ていないがために捨てられないのです。

過去に引きずられること無く、今の自分を自分が受け入れて

新しい自分に生まれ変わるためには古い何かを捨てる必要があります。

 

ただ、ここで勘違いして欲しくないのは、プライド心の中にある思い出、

信念等々大切なものまで処分しろといっているのではなく

ものにとらわれないで欲しいといっているのです。

 

サッパリしてリフレッシュしましょう!

新しい自分が発見できるかもしれませんよ?

 

今日はここまで。 

いま何がどこにどれくらいあるかわかっていますか?

『収納が足りないからしまいきれずに片付かない』

本当にそうなんでしょうか?

 

いまあなたの家に『何が』『どこに』『どのくらい』あるかわかっていますか?

どれだけの人がこの質問にちゃんと答えられるでしょうか?

 

実はこんなことを言っている僕も自分の持ち物は全部把握していませんでした。

ではどうすればいいのでしょう?

 

答えは簡単!

『持っているものを全部出して並べてみる』です。

『全部』です。

 

一度に全部の部屋の物を出して並べるのは無理かもしれないので

例えば自分の部屋にあるものを全部出して見ましょう。

押入れも本棚もタンスの中も全部出してください

 

どうでしょう?

この部屋にこんなにたくさんのものがあったのかと気付かされるはずです。

 

取り出したものを良く見てみると気付くことはありませんか?

同じものがいくつもあったりしばらく見ていないものや

使っていないもの、ずっと着ていない服なんかがありませんか

 

着ていない服使っていないものが意外に多いと思います。

それらを減らすだけで随分収納に余裕が出来るのではないでしょうか?

 

次は取り出したすべての物を3つのグループに仕分けしましょう。

1つ目のグループは、

  @『いま使っているもの、必ず必要なもの、捨てられないもの』

2つ目のグループは、

  A『いまは使っていないけど、多分1年以内に使うもの、捨てるかどうか迷う物』

3つ目のグループは、

  B『いま使っていないし、1年以上使う予定がはっきりしていない物、

   明らかに不要なもの』

 

@は明らかに必要なものがほとんどではないでしょうか。

Bも捨てても差し支えない物だけど捨てるタイミングを

失っていたものも多く含まれるのではないでしょうか?

 

問題はAのグループです。

『いまは要らない』けど『もしかしたら使うかもしれない』

『趣味に合わない』けど『よく知っている人にもらったもの』

『いまは使わない』けど『もったいない、まだ使える』

という理由で捨てられないものですよね。

 

もしかしたらこのAのグループが一番多かったりなんてことも。

このグループを上手に仕分けしてやることで

もっと物を減らすことが出来るはずです。

 

この仕分けをするときに大事なこと

『必要か』『必要でないか』を基準にすることです。

どちらか2つに分けれない物を

とりあえずAのグループにしましょう。

 

今日はここまで。

収納はどれだけ必要ですか?

お客様がリフォームを考える理由のひとつに

『収納が足りないから収納を増やして欲しい』

というのがあります。

 

そんなお客さんのお宅に伺うと、ほとんどと言って良いくらい

玄関には家族分以上の数の靴が出しっぱなしだったり

リビングなどには棚や家具に入りきらない物が溢れていたり

キッチンにも調理器具やキッチン雑貨などがカウンターや

キッチンの天板のうえに山のようになっている光景を良く見かけます。

 

キッチンカウンターの上には小物を入れるカゴがあり

爪切りや判子、時計、薬、ペンなどいろいろな物が混在しています。

 

収納の中や引き出しの中を一通り見せていただいて気付くことがあります。

例えば調味料のストックが何箇所かに分かれて置いてあったり

大概すぐ消費されないような同じものが2個以上あったり

賞味期限が長期だが期限の過ぎた食品があったりします。

 

『なぜこんなにたくさんストックがあるんですか?』と尋ねると

『安売りをしてたから買い込んだ』とか『もう無くなったと思っていた』、

『あるのを忘れていた』というような答えが返ってきます。

 

他には『今は使う予定が無いけどいつか使うかもしれない』とか

もったいなくて捨てれない』、『○○さんにもらったので悪くて捨てられない』

なんてお話もよく聞きます。

 

これではいくらたくさんの収納があっても、すぐ一杯になってしまうでしょう。

しかも僕の場合、収納が足りないといわれるお客さんは

比較的広い家に住まれている方に多い傾向があるようです。

  

では何故こんなことが起きるのでしょうか?

 

必要以上にものがあるというケースでは

@収納場所がきちんと決まっていないのでどれだけあるか把握できていない

A自分たちに必要な量が把握できていない

B探すのが面倒だからたくさん置いておこう

というような原因が挙げられます。

 

使う予定があるかもしれない、もったいなくて捨てられないというケースは

必要の無い物と必要なものの認識が出来ていないことにあります。

 

広いのに収納が足りないというケースは

後で捨てよう、後で片付けようと思っていてそのまま放置してしまう。

これは収納の場所が決まっていなかったり

取り出したものの収納しにくい場所にしまわなければならないから

後で、後でとなってしまう点にあります。

 

これらを解消するためには、ルール手順があります。

その手順やルールに沿って整理整頓していけば

きっと物が溢れた日常から開放され、すばらしい生活が送れることでしょう。

その方法をひとつひとつ手順を追って説明していくことにしましょう。

とりあえず今日はここまで。

 

参考文献:『整理収納アドバイザー公式テキスト 一番わかりやすい整理入門』

 

 

 

収納の話A物の指定席を決めよう

家の中にある不要な物を見つけて処分したからといって片付くわけではありません。

必要な物が必要なときにすぐに出てくるように収納されるというのが理想的です。

 

必要な物がすぐ見つからないと新しいものを購入してしまいます。

すると同じような物が増えて無駄になり、新しく買ったものを収納する

場所の確保が必要になります。

 

@家族で収納する場所についてルールを決めて

使った後は、みんながそこに仕舞う週間をつけるようにしましょう。

『これはここにある』と言うことが分かることで、無駄に買い足したりすることも無く

無駄に家中を探し回ることもなくなります。

 

また、A収納する場所は使うであろう場所になるべく近いところにすることが大切です。

折角収納する場所があっても、使う場所と収納する場所が離れていた場合、

日常的に使う頻度が多い場合、わざわざ遠くの場所に仕舞うなんて

なかなか難しいと思います。

 

どうせまたすぐ使うのだからと、使う場所に出しっぱなしになって

結局片付かないなんてことになってしまいます。

 

仕舞う場所が決まっているのに、なぜか出しっぱなしになると言う場合は

物の指定席が最適かどうか見直して見ましょう。

 

ここで使うからの収納が、我が家らしいくて便利です。

日常のライフスタイルや自分らしさ、我が家らしさを収納に活かしましょう。

 

 

 

収納の話@ 明らかにいらない物は捨てよう

リフォームのご相談でよく伺う話が

『家が狭いので収納がない』とか

『物が多すぎて片付かないのでもっと収納が欲しい』

と言う内容が多いです。

 

でも本当に家が狭いのでしょうか?

もっと大きい収納があれば本当に片付くのでしょうか?

 

大きい収納を作ってもまたすぐ物でありふれて収納が足りなくなるのでは?

収納にはいくつかのコツがあります。

 

その中で最も基本となるのは

『物の量を減らすこと』

もう1回言いますよ。

『物の量を減らすこと』です。

 

住まいの広さ、収納スペースに比べて圧倒的に物の量が多ければ

どんなに工夫しても全部を上手く収納することは出来ません。

 

『出来るだけ少ない物で、快適に、豊かに暮らす』

このようなシンプルライフな収納を目指して

無駄な物はどんどん処分しましょう。

 

『いらない物をどんどん処分しよう』といってもなかなか捨てられないもの。

そこで箱を3つ用意して

『不要な物』『不要かどうか迷う物』『必要な物』に分けていきます。

 

不要な物の箱の中身は迷わず処分します。

『不要かどうか迷う物』はまた1週間か2週間おいて

同じように3つに分類します。

 

これで不要な物が処分できますね。

『処分』というと『捨てる』ことしか思い浮かばないかもしれませんが

捨てること以外でも『誰かに譲る』『売る』などの方法もあります。

 

フリーマーケットやインターネットで安く売るのも有りだと思います。

また、周りにもらってもらう方法もありますよね。

そうすることで『捨てる』という後ろめたさから少しは開放されるかも。