災害への備え

今まで災害に見舞われることが無かったからといって

これから先も災害に遭わないとは限りません。

 

能登半島の地震や鳥取、福岡周辺の地震のときでも

TVのインタビューを受けている年配の方々が口を揃えて

『長いことこの地域に住んでいるがこんな地震は初めてだ』と

話しておられるのを良く聞きます。

 

昔から『災害は忘れた頃にやってくる』と言われるように

災害が発生したときの最低限の備えをしておきましょう。

 

災害が発生したときには、避難生活を余儀なくされることもあると思います。

そんなときのために避難グッズを揃えておくと少しは不自由が軽減されるかも。

 

避難グッズはホームセンターなどでも販売されているので

家族で話し合って必要な物を揃えておくと心強いですよね。

 

そろえておきたい避難グッズ

●防災頭巾

●貴重品(印鑑・通帳)

●現金(停電になるとカードは使えない)

●LEDライト(懐中電灯)

●ラジオ(電池式か発電式のもの)

●軍手

●レインコート(防寒着の代わりにもなる)

●ライター(マッチは濡れると使えなくなる)

●ナイフ(サバイバルキットが望ましい)

●絆創膏や包帯

●スリッパ(散乱したガラスなどから足を守るため)

●ウエットティッシュ

●水(500ml×4本)

●パンの缶詰

●マスク(ホコリや感染から身を守る)

●エチケットセット(歯ブラシ等)

●ポリ袋

●カイロ(冬に暖がとれる)

●ブルーシート

●ラップ

●着替え

●乾電池

●缶切・栓抜き

●ロウソク

●毛布やブランケット

等など。

たくさんあるし、かさ張る物もあるのですべてを揃えるのは大変かもしれないし

一人暮らしの方は、すべてを持ち出すのは無理かもしれない。

 

でもこの中の出来る範囲だけでも準備しておいて

取り出しやすい場所に置いておくのはいざと言うとき有効だと思います。

 

また家族で避難するときの集合場所を話し合っておくことも必要です。

携帯電話は災害時には普通になることが多いのであまりあてにはなりません。

 

それから普段から近所付き合いを上手にして助け合うことが

助かることにつながるかもしれません。

火災報知機の話@ 設置義務と開始時期

全ての住宅に火災報知機の設置が義務付けられたのはご存知ですか?

 

火災報知機の設置義務については、テレビや雑誌・市町村などの広報紙、

ホームセンターなどのチラシ等でよく目にするのでご存知の方もいらっしゃる事でしょう。

もう既に設置されている方も大勢いらっしゃると思います。

 

消防法の改正により

新築・既存住宅、アパートなどの集合住宅、寮などの宿舎の関わらず、

すべての住宅に家庭用の火災報知機の設置が義務付けられました。

 

新築の場合は、平成18年6月1日から適用されます。

既存住宅の場合は、平成20年6月1日から平成23年5月31日までの間に

設置するように義務化されました。

  

既存住宅は地域によって開始時期が違い、各市町村の条例で定められています。

岡山市の場合は、平成23年6月1日から適用されます。

 

ここ1年くらいの間に建てられた新築住宅などは、設置していないと確認申請が下りないし、

完了検査で指摘を受ける事になるので当然設置してあると思います。

 

ただもう既にある住宅の場合は、設置義務が発生しても罰則規定が無いので

罰金等が科せられることはありませんが、火災発生時の自分自身や家族の安全、

また周囲の住宅への影響を考えると、火災報知機を設置する事で早期に火災を発見し、

被害を最小限に食い止めるのは当然の事だと思います。

 

 

火災報知機の話A 設置が義務付けられる住宅の部分と部位

火災報知機の設置場所は何処でしょうか?

改正消防法では下記の場所に設置義務があります。

 

@寝室

   寝室は人が最も無防備で意識の無い状態になる場所で、寝る前にタバコやストーブを

   消し忘れていて、なんらかの理由でその火が家に燃え移るという事態になる可能性は

   決して低くありません。

   そして寝ている間に気付かないまま煙にまかれているという状況を避ける為に

   設置する必要があります。

   主寝室だけでなく、子ども部屋などのように普段から人が就寝する部屋は

   全て設置が必要です。

   しかし、来客が一時的に就寝するような部屋は除かれます。

   

A寝室のある階から下への階に通じる階段

   たとえば、寝室が2階にあるとすると、ここでいう『寝室のある階』は

   『2階』という事になり、2階の踊り場などの天井か天井付近の壁に設置します。

   

B1つの階に7u(4畳半)以上の居室(※)が5つ以上ある階の廊下など

    台所・居間・食堂・客間・洋間などの個室が5つ以上ある場合が

    該当しますが、LDKとかDKなどはそれぞれ1部屋として数えるので

    上記の間取りでLDK+客間+洋間では3部屋となり

    同じくDK+居間+客間+洋間では4部屋となり該当しません。 

    ※『居室』とは住宅の場合、浴室・トイレ・洗面所・廊下・階段・玄関・

     クローゼット・物入れ・納戸等を除く部屋をいう。(建築基準法で定義されている)

     例:寝室・居間・子ども部屋・台所・客間・老人室・食堂・LDK・DKなどが該当する。

    

C設置しない階で就寝に使用しない居室が2階以上連続する場合は

 取り付けた階から2階離れた居室のある空間

    たとえば3階建ての1階にのみ寝室がある場合で、2階・3階に寝室が

    無くても『取り付けた階(この場合寝室のある1階)から2階はなれた居室

    のある空間(この場合3階の階段など)』には設置が必要という事です。

    逆に3階にのみ寝室がある場合は寝室が無くても1階に設置が必要という事です。

    2階にのみ寝室がある場合は、1階にも3階にも設置しなくてよいことになります。

  

台所や居間などは設置する義務はありませんが、台所などは火災が発生しやすい

場所ですので設置する事が望ましいといえます。

 

 

なぜ、台所は火災が発生しやすいにもかかわらず、義務付けられていないのでしょうか?

  

台所で火災が発生したとしても発生した時点で初期消火をするとか、

最悪非難するといった行動が出来ますが、就寝中に寝室や寝室以外の部屋で火災が

発生してもなかなか気が付かず、気が付いたときには部屋中に煙が充満していて

やけどで命を落とすよりも一酸化炭素中毒で命を落とすほうがはるかに多いのです。

  

 

火災報知機の設置の義務化は、就寝時に発生した火災からの逃げ遅れを

少しでも減らそうという狙いがあるのではないでしょうか?

 

 

つぎに設置義務のある部屋はわかりましたが、その部屋のどの部分に

設置するのでしょう。

 

火災報知機の設置箇所は2パターンあって

一つは天井で、もう一つは壁です。

 

先程も触れましたが、火災が発生した場合、

大抵炎よりも煙が家中にこもってやけどで亡くなるよりも

煙に巻かれて一酸化炭素中毒で亡くなる場合がほとんどです。

 

煙は上へと上がっていこうとするので、火災報知器の設置場所としては

天井や天井に近い壁が適しているのです。

 

消防法でも天井か、壁の場合は天井から15p以下60p以内に中心が

くるようにするとなっています。

 

天井の場合は、火災報知機の中心を壁や梁から60p以上離す必要があります。 

またエアコンなどの吹き出し口から約1.5m以上離す必要があります。